ミジンコノート

イベンターにすらなれないヲタクの成れの果て

近未来ハッピーエンドのあれこれ

何故このタイミングで2ndツアーの感想ではなくコレなんだと思われるかもしれませんが、息抜きに筆を取ったら進んでしまったのだから仕方ありません。しょうもないヲタクの戯言として、こんなバカもいるんだな、程度に読んで頂ければ幸いです。

 

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近未来ハッピーエンド、夏を感じさせるアップテンポな曲調で、思わずタオルを振り回したくなるようなとても明るく楽しげな曲ですね!2ndツアー名古屋公演初日で初披露されましたが、ジャケットを再現した可愛らしい衣装に加え、海を航海するかのようなステージの映像もマッチしていてまさにこれだよこれ!な演出でした。降幡さんのデザインしたCYaRon!のフラッグが可愛かったり、間奏でのフラッグを片手で振り回す伊波さんがとても格好良かったり。伊波さんの衣装が半袖にアレンジされていて少し安心したのは秘密です(HPTの衣装といい夏場は暑そうだった)。

 

 

さて、近未来ハッピーエンドというこの楽曲、一見すると恋をしている人を応援するよ!な楽曲なわけです。年頃の女の子が人の恋を応援する、その中で自分自身の恋愛にも控えめながら期待していたりする…とても可愛らしい楽曲だなと思っております。もしかしたら歌っている子は、応援している相手に好意を抱いていたりするのかもしれませんね。青春って感じがしますね!

そんな様子を側から見てる分には微笑ましいものですが、もしこの曲を好意を抱いている相手が歌っているとしたらどうでしょう。それも、ライブで自分自身へ向けて。

 

 

とにかく大事なのは君のその恋だよ

ぜったい叶えて!

 

 

女性声優へ恋をするのは結構ですが、そんな恋は成就するわけありません。演者とヲタクの関係性が成立した時点で恋愛は成り立たない、とはよく言ったものです。アイドルはそういった面も含めて夢を見させるものかもしれませんが(異論は認めます)、少なくとも女性声優は違うと私は考えています。ヲタクが恋をしようが知ったこっちゃありません。

そんな当たり前のことは分かり切っていても、思いを断ち切れないこともあるものです。それほど大好きな相手からこの曲を歌われたら、その人はどう感じるのでしょうか。大好きな人に恋を応援されているけど、その相手は貴方自身で。届くことは決してなくて、そんな想いを打ち明けられるわけもなく。歌う側からその人への一方通行で、きっと拗らせてその人は亡くなってしまうでしょう。大部分の方々にとっては全く関係のないお話だと思いますが、一部の方にとっては深刻な問題です。近未来にハッピーエンドなど訪れません、待ち受けるのは紛れもないバッドエンドです。

 

そんな状況に陥ったとある友人から、近未来ハッピーエンドに関するメッセージをお預かりしたのでこの場に掲載致します。

 

 

僕はあの人のことが好きだけれど、やっぱり一番大切なのはあの人の幸せなんだ。周りに人がたくさんいてもひとりだけ、そんな想いだけど。僕は頑張るあの人をこれからもずっとずっと応援するし、いつかその時がきても全力で祝福するよ。あの人が幸せに笑えることが何よりだからさ!近未来ハッピーエンドは僕に向けられた楽曲じゃない、あの人に向けた楽曲なんだ!

 

 

ライブでイントロが聴こえるだけでとっても盛り上がるこの近未来ハッピーエンドですが、もしライブ中近くで頭を抱えている方がいたら。それまでずっと飛び跳ねていたのに、茫然と立ち尽くしている方がいたら。きっと彼らはCYaRon!の誰かへ恋心を抱いているのだと思います、優しい目で見守ってあげましょう。きっとその気持ちに整理がついた時、彼らはまた一歩強くなれるはずです。