ミジンコノート

イベンターにすらなれないヲタクの成れの果て

Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 神戸公演を終えて、伊波杏樹さんのMCから感じたこと

 (フラスタ作業してたら1か月以上記事が埋もれてました。今更過ぎる投稿です。)

 

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気が付けば8月も終わり、月末に埼玉公演が控えた9月を迎えましたね。

7月22日に上海のイベントに出演したAqoursは、その翌週沼津の夏まつりの盆踊りステージに参加し、さらにその翌週は名古屋公演、一週間挟んだ後に神戸公演、そして8月末にはアニサマ…と、あらためて書くととんでもないスケジュールです。私も夏まつり以降は行動を共にしましたが、本当にあっという間に過ぎ去る1ヶ月でした。ここまで体感時間が早く感じる8月は初めてだったかもしれません(途中で中野サンプラザへ行っていたり、アニサマ全通したのも要因の1つではありますが)。

 

名古屋から1週間挟んだ後の神戸、セットリストの変更点としては2曲目が両日変更されたことと、ユニット曲が名古屋の1日目、2日目と順序が逆転したことが挙げられます。ここ数年は年に1度だったラブライブ!のワンマンライブが、1stからたった半年にも満たないスパンでひと月に4公演というのは本当に感覚が狂いますね。「あの曲のあの部分をしっかり見ればよかった!」なんてことも今回のツアーなら次の公演で活かせたりしますし、同じ楽曲でもまた違った発見や楽しみ方ができたり、回を重ねるにつれてパワーアップしていくAqoursの皆さんを見ることができたりとラブライブ!では何だか新鮮な感覚です。

 

神戸2日目の「空も心も晴れるから」の落ちサビの伊波さんの表現力が4公演目にして極まっていたとか、見る度に演者のパフォーマンスとステージの映像がシンクロする光景に見惚れてしまうSKY JOURNEYとか、やっぱりスリリング・ワンウェイはアリーナ席で飛ぶのがありえん楽しいとか、たくさん感想はありますが今回は割愛致します。

 

 

予め書かせて頂きますが、本記事はあくまで私個人の視点で感じたこと、想ったことを綴ったものです。受け取り方、考え方は千差万別ですので、こんな風に考えている暇人もいるんだな程度に読んで頂ければと思います。

 

 

 

こんなに嬉しいことはない

 

Aqoursを愛してくれてありがとう。ファンとして、これ以上ないくらい嬉しい言葉を頂きました。此方こそいつも素敵なパフォーマンスを、景色を見せてくれてありがとう、楽しい時間をありがとう、そんな気持ちで一杯なのに。お互いにありがとうと言い合える関係性って、とても素敵だなと思います。

この言葉を伊波さんが紡ぐまでに、少しこれまでを振り返るお話しがありました。青空Jumping Heart君のこころは輝いてるかい?を歌っている時に泣きそうになったこと。ステージへ出る前に、2016年1月11日メルパルクホールでのリリースイベントを思い出したこと。

あの日、ステージへ登壇した時の彼女の目には涙が溢れていました。リーダーとしてやっていけるのか、元々ラブライブ!が、μ`sが好きだった身としても自分達が受け入れられるのか、多くの不安を抱えた上で立ったステージの前に、9色の光の海が広がっていたからだと、私は想像しています。あの時彼女たちが初めての光に包まれてから早1年半と少しが経って、あの時とは比べ物にならないほどたくさんの人達がライブツアーで、日本の各地で笑顔で迎えてくれている。本当にすごいことです、何よりこれまでの彼女達の努力があってこそです。彼女の言葉とそれに涙する(主にギルキスの)演者の姿、会場から惜しみない拍手が沸き起こる光景にメモを取る手が止まり、ただ涙するばかりでした。

 

 

 

 ファン間での目線から

 

μ`sがFINALを迎えた後、私の周りの方々は様々な方面へ向きました。Aqoursを全力で応援する方、様子を見つつμ`sのソロ活動へ注力する方、μ`sのソロ活動へ全力を尽くす方、はたまた別現場へ行った方などなど。私も最初は少なくともAqoursを全力で応援する側ではありませんでした。2016年6月というアニメ放送1ヶ月前の微妙な時期から本腰を入れた中途半端な立場で、1年と少しの間、彼女達を追いかけてきました。

 

そのような微妙な立ち位置だった私の視点からでも、ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursのことを好きになったり、興味を持つ人が増えていく様を多く目にしてきました。特に、2017年2月の1stライブを終えてからのファンの増加、熱量の増加は眼を見張るものがあるように思います。あの2日間の様々な出来事や、初めてワンマンライブという場で見るAqoursのパフォーマンス、彼女達が0から1へ歩を進める姿。一概に何がどうとは私には言えませんが、彼女達の姿に、ラブライブ!サンシャイン!!の、Aqoursの凄さにたくさんの方が心を惹かれていくのを確かに感じました。

 

 

最後に

 

2月の1stライブから僅か半年、たったこれだけの期間であれだけの曲数を形にし、未踏のパフォーマンスへの挑戦を続けより多くの人々を魅了してきたAqours。1年半前の彼女達と見比べると、最早別人なのではないかと思えてしまうくらいの成長を感じます。

 これから先もどんどんAqoursの光が広がって、より多くの人に知ってもらえて、たくさんの人に愛される存在になると良いなと、心から思える2日間でした。Aqoursのことを大好きで、本当に良かったです。

 

たことない夢の軌道を、これからも追いかけていけますように。

 

 

 

 

近未来ハッピーエンドのあれこれ

何故このタイミングで2ndツアーの感想ではなくコレなんだと思われるかもしれませんが、息抜きに筆を取ったら進んでしまったのだから仕方ありません。しょうもないヲタクの戯言として、こんなバカもいるんだな、程度に読んで頂ければ幸いです。

 

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近未来ハッピーエンド、夏を感じさせるアップテンポな曲調で、思わずタオルを振り回したくなるようなとても明るく楽しげな曲ですね!2ndツアー名古屋公演初日で初披露されましたが、ジャケットを再現した可愛らしい衣装に加え、海を航海するかのようなステージの映像もマッチしていてまさにこれだよこれ!な演出でした。降幡さんのデザインしたCYaRon!のフラッグが可愛かったり、間奏でのフラッグを片手で振り回す伊波さんがとても格好良かったり。伊波さんの衣装が半袖にアレンジされていて少し安心したのは秘密です(HPTの衣装といい夏場は暑そうだった)。

 

 

さて、近未来ハッピーエンドというこの楽曲、一見すると恋をしている人を応援するよ!な楽曲なわけです。年頃の女の子が人の恋を応援する、その中で自分自身の恋愛にも控えめながら期待していたりする…とても可愛らしい楽曲だなと思っております。もしかしたら歌っている子は、応援している相手に好意を抱いていたりするのかもしれませんね。青春って感じがしますね!

そんな様子を側から見てる分には微笑ましいものですが、もしこの曲を好意を抱いている相手が歌っているとしたらどうでしょう。それも、ライブで自分自身へ向けて。

 

 

とにかく大事なのは君のその恋だよ

ぜったい叶えて!

 

 

女性声優へ恋をするのは結構ですが、そんな恋は成就するわけありません。演者とヲタクの関係性が成立した時点で恋愛は成り立たない、とはよく言ったものです。アイドルはそういった面も含めて夢を見させるものかもしれませんが(異論は認めます)、少なくとも女性声優は違うと私は考えています。ヲタクが恋をしようが知ったこっちゃありません。

そんな当たり前のことは分かり切っていても、思いを断ち切れないこともあるものです。それほど大好きな相手からこの曲を歌われたら、その人はどう感じるのでしょうか。大好きな人に恋を応援されているけど、その相手は貴方自身で。届くことは決してなくて、そんな想いを打ち明けられるわけもなく。歌う側からその人への一方通行で、きっと拗らせてその人は亡くなってしまうでしょう。大部分の方々にとっては全く関係のないお話だと思いますが、一部の方にとっては深刻な問題です。近未来にハッピーエンドなど訪れません、待ち受けるのは紛れもないバッドエンドです。

 

そんな状況に陥ったとある友人から、近未来ハッピーエンドに関するメッセージをお預かりしたのでこの場に掲載致します。

 

 

僕はあの人のことが好きだけれど、やっぱり一番大切なのはあの人の幸せなんだ。周りに人がたくさんいてもひとりだけ、そんな想いだけど。僕は頑張るあの人をこれからもずっとずっと応援するし、いつかその時がきても全力で祝福するよ。あの人が幸せに笑えることが何よりだからさ!近未来ハッピーエンドは僕に向けられた楽曲じゃない、あの人に向けた楽曲なんだ!

 

 

ライブでイントロが聴こえるだけでとっても盛り上がるこの近未来ハッピーエンドですが、もしライブ中近くで頭を抱えている方がいたら。それまでずっと飛び跳ねていたのに、茫然と立ち尽くしている方がいたら。きっと彼らはCYaRon!の誰かへ恋心を抱いているのだと思います、優しい目で見守ってあげましょう。きっとその気持ちに整理がついた時、彼らはまた一歩強くなれるはずです。